2025年春、ヨーロッパを周遊し、アテネ(Αθήνα)での市内観光を楽しんだ後、ついに憧れのサントリーニ島(Σαντορίνη)へ日帰り旅行です。
青と白の美しい街並みが広がるこの島では、フィラ(Fira)に点在するフォトスポットを巡りながら、風光明媚な景色を堪能しました。
オフシーズンだったため、観光客が少なく、ゆったりとした時間が流れていました。フィラのパノラマビューが楽しめるスポットや、名物のギロピタを味わうことができ、短時間ながらも充実した滞在となりました。今回は、フィラのおすすめのグルメスポット、帰路の様子をまとめました。
フィラのグルメとお土産スポット
フィラの街には多くのレストランやショップが点在していますが、オフシーズンということもあり、多くの店舗が閉店していました。しかし、バス停周辺にはいくつか営業している店舗もあり、軽食やお土産を購入することができました。
「YOGI」ギロピタ専門店
フィラのバス停近くで「YOGI」というギロピタ専門店を発見しました。観光客や地元の人々が訪れており、営業している数少ない飲食店の一つでした。
ポークのギロピタを注文しましたが、たったの4.2ユーロでボリューム満点、味も最高でした。ジューシーなポークに、サクサクのポテトと絶妙なソースが組み合わさり、サントリーニ島の食の魅力を堪能できました。軽食としては十分な満足感があり、滞在中に一度は食べておきたい一品です。
ギロピタを食べ終わった後もまだ14時半だったので、もう少しフィラの街を散策することにしました。
Sklavenitis Super Market
バス停から5分ほど歩くと、比較的大きなスーパー「Sklavenitis Super Market」がありました。ここでは、蜂蜜やオリーブオイル、ギリシャの伝統的な食品が販売されており、お土産を探すのに最適な場所でした。アテネのスーパーと比べても価格が安く、特に蜂蜜は種類が豊富でした。
スーパー内は広く、食品だけでなく日用品も揃っているので、滞在中に必要なものを購入するのにも便利です。
フィラから空港へ、そしてアテネへ
ローカルバスハブと移動
フィラのバスターミナルに戻り、空港へ向かうバスに乗ることにしました。サントリーニ島内のローカルバスは主要な観光地を結んでいますが、オフシーズンは本数が少なく、使いづらい点があるため、事前に時刻表を確認しておくことが重要です。
ローカルバスマップと時刻表
いろんなところを結んでいますが、何せ本数が少ないので、オフシーズンは使いづらいと思います。
15時発のバスで空港へ向かい、15時10分に到着しました。
ボーディングタイムが17時50分だったため、しばらく空港で時間を潰しました。
18時発のA3359より一便前は、15時発だったので、流石にそれは間に合わなかったので仕方がないです。1時間半ほど座って時間を潰し、手荷物検査場へと向かいました。
今回もオリンピック航空の運行便でしたが、エーゲ航空の扱いだったため、FAST TRACKを利用できました。誰もいなかったのでわざわざ案内する手間をかけさせてしまって申し訳ない気持ちになりましたが、ハイシーズンでの利用時には特に便利なサービスかもしれません。
サントリーニ空港免税店
免税店は綺麗で充実していましたが、ドリンクファウンテンはなかったため、飲み物はカフェなどで購入する必要がありました。
サントリーニ空港からアテネ国際空港へ
時間になったので、パスポートチェックを受けてから飛行機に乗り込みました。その時に係員の方が日本語で「ありがとう」と言ってくださいました。とても嬉しい出来事です。
空港から直接歩いて搭乗できるため、バス移動が不要なのは便利でした。また、後方から搭乗するシステムのため、後方の座席の方が乗り降りがスムーズでおすすめです。
行きと同じように機内食として水と軽食が提供され、約1時間のフライトでアテネ空港に到着しました。
19時半にアテネ空港につきました。預け荷物はないのでそのまま空港の外に出ます。
アテネ国際空港到着フロア
ターンテーブルを出ると、ショップがありました。スーパーとパン屋さんです。
そして、出口を出て、右手に進んでいきます。
バスの番号はバスの後ろなどに表記されているので、これを頼りに乗ります。
夜のシンタグマ広場
21時前にシンタグマ広場につきました。まだまだ明るく安全に動けそうです。
この高級ホテル(ホテル グランデ ブルターニュ ラグジュアリー コレクション ホテル)の写真の左下あたりが地下鉄の駅の入り口です。
ホテルまでの道も明るく安全で、今回宿泊した「アレトゥサホテル(Arethusa Hotel)」はロケーションの面でも大正解でした。
明日は1日アテネ観光です。いよいよパルテノン神殿に向かいます。