上海で絶対食べたい人気グルメ5選｜点心・スイーツ・エッグタルトまで徹底紹介！

本場で味わいたい！ローカルに愛される小吃と甘味たち

上海旅行の楽しみのひとつは、なんといってもグルメ巡り。ミシュラン星付きの高級中華も素晴らしいですが、街角でふらっと立ち寄れる点心店やローカルスイーツショップには、日常の中に息づく“本当の上海の味”が隠れています。

この記事では、実際に旅の中で訪れたお店や、現地で人気のスイーツを中心に「また食べたい！」と感じた名店をピックアップしてご紹介します。

上海B級グルメの王道といえばやはり「生煎包（焼き小籠包）」。その代表格が小楊生煎（シャオヤンションジエン）です。

焼き目のついたモチモチの皮の中には、ジューシーな肉汁たっぷりの餡がぎっしり。表面はごまや青ねぎがトッピングされていて、香ばしさも格別。熱々を一口かじれば、まさに口の中に上海が広がります。

店舗は上海市内のいたるところにあり、カジュアルに楽しめるのも魅力。人気店だけに時間帯によっては行列ができていることもありますが、回転は早いので諦めずにぜひトライを。

おすすめポイント：
・一人でも入りやすいカウンター形式
・紙トレー＆スープストロー付きで食べやすい
・4個セットから注文可能

小籠包といえば「南翔（ナンシャン）」という名前を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。こちらの南翔饅頭店は、なんと創業100年以上の歴史を誇る老舗。豫園商城（ユーユエン・バザール）の中にある本店は、観光客にも地元民にも愛される名店です。

薄い皮の中に包まれたスープと餡は絶妙のバランス。レンゲの上にのせて、皮を破りスープをすするのが本場の食べ方です。味付けはあっさり系で、いくらでも食べられそうな軽さがあります。

時間があれば2階のレストラン席でゆっくり味わうのもおすすめ。混雑を避けたいなら平日の午前中が狙い目です。

ひとことメモ：
・看板メニューは「蟹粉小籠包（かにみそ入り小籠包）」
・お茶とセットのメニューもあり、落ち着いて食事ができる
・建物自体も歴史的で雰囲気抜群

スイーツとして外せないのが、宝珠奶酪の手作りヨーグルト（奶酪）。甘さ控えめでとろっとした食感のミルクプリンのような味わいが特徴で、デザートというより「からだが喜ぶ軽食」のような存在。プレーンのほかに、マンゴーやブルーベリー、紅棗（ナツメ）などフレーバーの種類も豊富です。

朝食代わりにする地元の人も多く、店舗によっては早朝から営業しています。胃にやさしい、旅の途中の小休憩にぴったりの一品です。

上海で「美味しいエッグタルトを食べるなら？」と聞けば、必ず名前が挙がるのがLiLian Bakery（莉莲蛋挞）。ローカルの人々はもちろん、在住外国人や観光客にも愛されている人気ベーカリーです。

看板メニューのエッグタルト（蛋挞）は、サクサクのパイ生地に、とろけるようなカスタードがたっぷり。焼き立ては香ばしさが際立ち、優しい甘さと卵のコクが絶妙なバランスで広がります。

1個5元前後と手頃な価格で、テイクアウトして街歩きのお供にするのもおすすめ。コーヒーやミルクティーと一緒に楽しむと、ちょっと贅沢なティータイム気分が味わえます。

観光途中に立ち寄れる店舗も多く、地下鉄駅近や大型モール内にも多数展開しているので、旅のどこかで見かけたらぜひ味わってみてください。

上海のティースタンド文化を代表するブランドの一つが喜茶（HEYTEA）。中でもおすすめなのが、フルーツ×チーズフォームの芝士水果茶（チーズフルーツティー）や、甘酸っぱいマンゴーをたっぷり使った芒芒甘露（モーモーガンルー）。

モバイルオーダーが基本で、人気店では受取番号が100番以上進んでいることも珍しくありませんが、その人気にも納得の美味しさ。見た目にもかわいく、旅の写真映えにもひと役買ってくれます。

高級中華ももちろん魅力的ですが、上海では路地裏のローカル店でも驚くほどレベルの高い料理に出会えます。特に点心や焼き物系、街角スイーツは、手軽さと美味しさのバランスが素晴らしいジャンル。

今回ご紹介した3つのお店は、いずれも“安くてうまい”を実感できる上海グルメの代表格。観光と合わせて、ぜひ「おいしい上海」も一緒に味わってみてください。

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