上海に丸一日自由な時間があるなら、ぜひ訪れてほしいのが「東洋のベニス」とも称される水の都・蘇州(そしゅう)です。
今回は「3つの水郷を巡る☆蘇州+木瀆古鎮+西塘夜景散策 1日貸切ツアー」を利用し、
蘇州の名所「虎丘」を中心に、1日じっくりと観光してきました。
観光地によっては中国の携帯番号や現地アプリが必要というブログを拝見し、個人手配はやや不安に感じていました。そこで今回は、日本語ガイド付き・昼食&夕食付きのツアーを選んで、移動もスムーズ&安心な観光を満喫しました。
昼夜つきとなしとがありますが、ついていなくても2000円ほど安いだけだったので、昼夕付きのツアーにしました。
- 上海発!日本語ガイド付き貸切ツアーを選んだ理由
- 2. いざ出発!ホテル前から快適な車移動
- 3. 歴史ロマン溢れる「虎丘」観光の見どころ徹底紹介
- 4. 虎丘塔(斜塔)と中国の伝説
- 5. 美しい庭園と歴史的な山荘を散策
上海発!日本語ガイド付き貸切ツアーを選んだ理由
今回利用したのは、「蘇州+木瀆古鎮+西塘夜景散策 貸切ツアー(昼夜ご飯付き)」。
選んだ理由は以下の通りです。
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中国では観光地の入場に現地携帯番号やアプリ登録が必要なケースが
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チケットの事前予約や移動手配が手間(現地SMSがないと無理らしい?)
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ガイドがいてくれた方が、文化や歴史を深く知れる
金額は1550元(約3万円)と高めですが、
昼食・夕食付き/ガイド付き/専用車付きと考えると、コストパフォーマンスは良いと感じました。
2. いざ出発!ホテル前から快適な車移動
朝8時半、宿泊していたホテルの前でガイドさんと合流。
印刷された名前入りのプレートを持っていてすぐに分かりました。
ガイドの方の車は、近くの駐車場に停車中。
快適なハイブリッド車で2時間ほどのドライブが始まります。
車窓からの中国の風景を楽しみながら、普段なかなかできない中国国内の車移動体験もできるのは、個人旅行では味わえない魅力です。高速道路がきちんと整備されているので、結構まっすぐな道だったのが印象的でした。
到着しました。駐車場のトイレには案の定トイレットペーパーがありませんでした。でも比較的綺麗でした。洋式トイレの扉の鍵は閉まらなかったので交代で見張りました笑
その後、チャイナドレスを売っている店を通り抜けて、橋を渡ります。この時点でだいぶ風情がありました。



この橋からの景色は日本ではないことを感じられます。

3. 歴史ロマン溢れる「虎丘」観光の見どころ徹底紹介
この辺りは最近地下鉄が通ったらしく、とても綺麗に整備された公園も近くにありました。
正式な寺の証「黄色い門」
入口にある「黄色い門」は、政府から正式に認可された寺院であることを示すものです。文化的背景や由来についても、現地ガイドが丁寧な日本語で説明してくれるため、深い理解が得られました。

入り口付近にはQRコードが設置されており、チケットをスマホで購入できる仕組みもありました。以前よりも外国人にとって訪れやすくなっているのかも知れません。




細い入場口から入場します。

入場してから参道のようなところを歩きます。


門の前には、日本でいう「阿吽像」に似た像があり、中国のお寺ではお馴染みの漢字の看板(扁額)も掲げられています。


憨々泉


試剣石

少しずつ坂を登っていっているのですが、道のそばにある建物もとても魅力的です。

道中にある東屋のような建物は、すべて船を意識して造られたものです。蘇州は水路を利用した交易で栄えた街であり、「船=富」の象徴とされていたため、船モチーフの建築が随所に見られます。

真嬢基 ZHEN NIANG TOMB
唐の時代、安史の乱を逃れこの地に来た女性「真嬢(しんじょう)」は、やがて蘇州で最も有名な芸妓となりました。芸妓は通常身売りをしませんが、権力者に強引に買われることとなり、自ら命を絶ったと伝えられています。
その行為を讃え、当時の権力者が墓を建てたのがこの「真嬢基」です。

千人石
かつて千人が処刑されたという言い伝えが残る巨大な石。


虎丘と言う文字

剣池(けんち)
春秋戦国時代の呉王・闔閭(こうりょ)の墓があり、人工の堀で彼と共に3000本の剣が埋葬されたとされています。池の名前もここから由来しています。この池はその堀の跡とされ、「剣池」という名もその由来です。池周辺には歴代の王たちが訪れた跡や、墓所の痕跡を求めて彫られた多くの石碑が見られます。


どのスポットも、歴史や伝説に彩られており、知的好奇心を刺激されました。
第三泉
唐の時代の茶聖・陸羽が“茶に最適な水”と評価した泉。
唐の時代の茶聖・陸羽が「茶に最適な水」と評価した泉です。陸羽は『茶経』という書を著し、茶葉と水の組み合わせや淹れ方について体系的にまとめた人物です。
彼の友人の僧侶が、お茶の作法をまとめたことで、これが後の日本の茶道に影響を与えたとも言われているそうです。


鉄華厳(てっかいわ)見事な筆致の文字が刻まれた石。中国書道の美しさを感じられます。

塔の方に向かっていきます。

4. 虎丘塔(斜塔)と中国の伝説
- 塔の傾き:400年ほど前から地盤沈下の影響で西北に約3度傾いており、その姿が多くの観光客を引きつけます。
- 非公開の内部:塔内部は非公開ですが、ガイドの説明によりその構造や歴史を想像しながら楽しめます。
- ピサの斜塔との姉妹提携も結ばれており、国際的な注目も高まっています。
宋の時代(960年~)の開始直後、命を救うための祈願として建てられた塔とも伝わり、2018年に最後の修復が行われました。


昔のお墓のサイズは棟の左手前にある通気口のようなサイズだったので、この塔のサイズは珍しいそうです。
5. 美しい庭園と歴史的な山荘を散策
見学の締めくくりは、清の時代に建てられた「白翠山荘」。屋根の反りは「蝙蝠(こうもり)」を模しており、富と幸福の象徴とされています。



地元の名士が建てたもので、周囲の4つの山を一望できる立地にあります。地面にはカエルなどの縁起物が埋め込まれており、風水的にも配慮されています。




なお、虎丘周辺にはこのような山荘が3つほどあり、時折民族衣装を着た人々が記念撮影をしている光景にも出会えました。



一番新しい庭園を通って駐車場に向かいました。








この建物では、ちょうど楽器を演奏しているところでした。

昔はいろんな茶屋で、このような演奏があったそうですが、今はそういう茶屋は無くなって、お寺の近くで有料でそういうイベントをやっているそうです。





続いては、老舗の蘇州ラーメンを食べに向かいます。
この記事はシリーズの一部です