ローマ滞在3日目は、バチカン市国とサンタンジェロ城に向かいました。世界最小の独立国家「バチカン市国」には、キリスト教の総本山サン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館があります。早朝のサン・ピエトロ寺院の後、バチカン美術館にやってきました。
バチカン美術館 基本情報
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名称:Musei Vaticani(バチカン美術館)
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所在地:バチカン市国(イタリア・ローマ市内)
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入場料:
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一般:€17(オンライン予約で€5の手数料が必要)
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毎月最終日曜は入場無料(混雑に注意)
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開館時間:
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月曜〜土曜:8:00〜19:00(最終入場17:00)
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日曜:基本的に休館(最終日曜は開館)
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アクセス:地下鉄A線「Ottaviano」駅または「Cipro」駅から徒歩約10分
見逃せない見どころ(優先度順)
1. システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)
天井には『天地創造』が描かれ、アダムと神が指先で触れ合う「アダムの創造」はあまりにも有名。祭壇正面の壁には、後年描かれた『最後の審判』が壮大なスケールで展開されています。
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作者:ミケランジェロ・ブオナローティ
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制作年:
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天井画:1508年~1512年
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最後の審判:1536年~1541年
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注目ポイント:
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圧倒的な肉体美と動きの表現
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地獄に落ちる者たちと天へ昇る者たちの緊迫感ある対比
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なお、礼拝堂内では写真撮影は禁止、静寂が求められます。ぜひ現地で、その神聖な空気を味わってください。

2. ラファエロの間(Stanze di Raffaello)
教皇ユリウス2世の私室として使われていた部屋で、ラファエロによる壁画が並びます。なかでも有名なのは『アテネの学堂』。哲学者たちが集う壮大な構図にミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチの顔が描かれているとされ、芸術と知の融合を象徴する名作です。


3. 地図のギャラリー(Galleria delle Carte Geografiche)
16世紀に描かれたイタリア各地の地図がずらりと並ぶ長い回廊。鮮やかな緑や青で描かれた壁画に加え、黄金に輝く天井装飾が美しく、写真映えするスポットとしても人気です。歩くだけで楽しいエリアです。


4. ピナコテカ(絵画館)
ピナコテカには、中世からルネサンス期の名画が展示されています。特に以下の作品は必見です。
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ラファエロ作『キリストの変容』:上下構成の作品で、上部はキリストが神の子であると告げられ、下部は悪魔に取り憑かれた少年に奇跡を起こす場面が描かれています。18世紀までバチカン美術館に飾られていました。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ作『聖ヒエロニムス』:未完の作品ながら、ダ・ヴィンチの繊細な筆致が感じられます。

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カラヴァッジョ作『キリストの埋葬』:光と影のコントラストが印象的な作品です。

5. ピオ・クレメンティーノ美術館
古代ローマ・ギリシャの彫刻が展示されたエリア。特に有名なのは『ラオコーン像』と『ベルヴェデーレのトルソ』。ミケランジェロをはじめとしたルネサンスの芸術家に多大な影響を与えた彫刻群です。
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『ラオコーン像』:トロイの神官ラオコーンとその息子たちが海蛇に襲われる場面を描いた彫刻で、動きと表情の迫力が特徴です。

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『ベルヴェデーレのトルソ』:筋肉の表現が見事な男性の胴体像で、ミケランジェロにも影響を与えたとされています。

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『アポロ・ベルヴェデーレ像』:美の象徴とされるアポロの姿を描いた彫刻で、古代彫刻の傑作と評されています。

6. キアラモンティ美術館
キアラモンティ美術館には、古代ローマやギリシャの彫刻が約1000点展示されています。特に、ローマ皇帝の胸像や神々の像などが並ぶ長い回廊は圧巻です。

7.エジプト美術館
エジプト美術館では、以下のような貴重な展示物が見られます。
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ミイラと棺:保存状態の良いミイラや装飾が施された棺が展示されています。
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ヒエログリフの碑文:古代エジプトの文字が刻まれた石碑やパピルスが展示されています。
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神像や日用品:アヌビスやホルスなどの神々の像、当時の生活用品などが展示されています。

8.エトルリア美術館の注目作品
ローマ以前のイタリア半島に栄えたエトルリア文明に関する展示。青銅器や陶器、装飾品などが揃い、古代イタリアの多様な歴史を感じることができます。

観覧のコツ・モデルルート(所要2〜3時間)
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入館後、 地図のギャラリー→ラファエロの間 → システィーナ礼拝堂
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余裕があればピナコテカや彫刻エリアを追加
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写真撮影はシスティーナ礼拝堂以外はOK(フラッシュ不可)
半日で全て見ることができました!
バチカン美術館を訪れるタイミング
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朝一番(8時入場):人が少なく静かに鑑賞可能
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オンライン事前予約がおすすめ:行列を回避できます
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最終日曜の無料開放日は大変混雑します。初訪問なら避けた方が無難です。
バチカンの魅力を肌で感じる旅へ
バチカン美術館は単なる美術館ではなく、キリスト教と芸術の融合によって生まれた“聖なる空間”です。壮麗な建築、静謐な礼拝堂、圧巻の芸術作品の数々に触れることで、精神的な豊かさを感じられる場所でもあります。
次回は「サンタンジェロ城」についてです。